探偵たちの鎮魂歌




-------注意:思いつくままに、感想を羅列しています。映画をご覧になってない方には分からない内容になってますのでご注意ください。それから話の順序がばらけてたりしますが、ご容赦ください。

まず、今回の映画もツボでした。
公開前にお祭だといってましたが、予告どおりお祭な映画だと思います。
そして、今回は青山先生にしてやられました(苦笑)
最後の最後まで気付けなかった(不覚にも)。
毎回1回目を見て、また見たいと思いながらなかなか見れなかったりするんですが今回は運よく2回目を見ることができたので、いつもより堪能させていただきましたv
というか、早くもDVDが待ち遠しい(笑)。<その前に機会があれば3回目を希望。


・・前置きはこれくらいにして、以下感想。

「この椅子、部屋にあってないよね?」
しきりに肘掛を気にするコナンの指先と、その様子を見つめる蘭。
その仕草に、早速私の視線も集中(苦笑)。

「君はここに残ってください」
最初から危険な香り全開で話が始まったので、こういう始まり方も結構いいなと。
爆弾仕掛けのID腕時計をはめた蘭達を連れ戻そうと、部屋からバルコニーに飛び出す姿にまずクラリ。
机の上をすべるように駆けて、飛び越えて。行儀悪いけど、好きです(笑)。
「・・・また連絡する」
そう言って携帯切る仕草にまたクラリ。・・・いちいちカッコイイと思ってしまうあたり重症です(苦笑)。

蘭・探偵団達を園内に残して、調査に出かけるコナンと小五郎。
拳銃を持った男2人と遭遇。
「お前、俺の事が信用できないのか?」
「できない」きっぱりコナン君。
いや、最初からその2人は刑事じゃないのかな、と思ったんですけどね。

服部登場。
服部の英語の発音にまたもやクラリ。
「YOUゆうたら、Yokohama ossian universityやな」
ゆにばーしてぃが、耳に残って離れません(汗)。不意打ちは卑怯や、平次(何?)

「今日はあなた達の人生で最悪な一日だよ。家に帰って寝てることだね」
「ああ、そうするよ。人生最良の日に変えてからでね
「ほな」
言うと思った、思ったけど、来たーvと思ってしまいました(笑)。

そして、白馬登場。
「来たまえ、見たまえ」君の「大切な人」って誰?
「僕の大切な人もミラクルランドに・・」
この時点で気付くべきでした、彼だということに。
恥ずかしながら、全然気付かなかったんです。白馬の大切な人って誰よー?みたいな感じで。その割には人質の顔も名前も明かさないし、変だなと思ってたんですけど。
しかも、不覚にもちょっと白馬君いいかも!なんて思ってたにも関わらず、それでも気付かなかったなんて(苦笑)。
後から振り返れば、まじ快では一応宿敵扱いのはずなのに、映画で白馬はキッドの姿を一度も確認してなかったのに。ああ、不覚。

「仕事やねん、仕事!」
服部君は?と蘭と園子に聞かれた時の和葉ちゃんの反応。
幼馴染いうより、すでに女房っぽい気が(笑)。第一、遊園地に1人置いてけぼりされてもおもしろくないゾ、服部クン。


「二手に分かれよう」
バイクに乗った男達に追われたコナン達3人。
なんで、そこで服部でなく白馬と行動するの、コナン君。服部の“見せ場”を作りたかったのかしらー?でもあれ見せ場っていいのかしら?(苦笑)なんて思ってました。でも真相はそうじゃなくって、キッドだったからコナン君に着いてったのね。そして、助ける!うふv


「警察辞めて正解でした。長生きしたいですからな」
蘭達の命がかかっているために、警察に事情を話すことができず、
目暮警部に喧嘩を吹っかけるフリをして、メモ(蘭達の護衛を依頼)を渡すおっちゃん。
おっちゃんの行動に、最初後ろで戸惑ってた服部も納得。
こういうトコロがあるから好きです、青山親父キャラ達。
「なぁ俺に捕まえられると思うか?」
「捜査は足で。そうじゃなかった?元刑事さん」
英理さんとのやりとりも、別居しつつばっちり通じ合ってていいんですよv心はいつも夫婦な2人。

園内にて。蘭・探偵団・佐藤刑事+園子の引ったくり確保。
蘭のみならず、和葉も強くなって・・・合気道でしたっけ?流石未来の探偵の妻達と思わずにはいられません(笑)
「ここは出口じゃなくて入口でしょー?ルールは守った守った」
園子嬢、怖いものなし。
「どうするか、教えてくれる?」
佐藤刑事、最強。


「ガードマン一人殺しておいてゲームとは」
犯罪者のわりに正義感が強いハートフルな泥棒さん。
悪者ではないのは十分分かってるけど、立場的にこうも真っ向から言い放ってくれたのが意外で、気持ち良かったです。
キッドにしては、初めて実弾入りの拳銃を乱射なんてしてしまって、どきどきはらはら・・・・(笑)
それでも威嚇射撃でも人に向けて撃たないのがらしいというか。
ある意味かなりの見せ場だと思うんですけど・・これってまじ快映画じゃないよね?コナンよね?みたいな(苦笑)。
今回の彼の台詞で一番好きでした。これで青山原画だったらノックダウンしてたはず。


ついに依頼人に辿りついたコナン君達。
「僕ももう終わりかな。君の声が幼く聞こえるよ・・・工藤君」
それは、終わりじゃないかも!(笑)事実だから!(笑)でも凄みは絶品なの!みたいな(違)
「服部君、工藤君。君達は最高の探偵だ」
「貴方は最低の人間ですよ」
最後の最後に可愛かったのは、自分とは・・。
流石のコナン君でも言いたくなるでしょうね。

完璧な人間なんていねーよ。必ずどこかで歯車が狂う。・・・・・あんたはリセットするのが怖かっただけだよ」
必死にモニター回線を治すコナン君が犯人に向けて放った台詞。噛み締めてしまいました。
コナン君、カッコいいんだけど<当たり前だけど今更だけど。

ちなみに、あのパソコンさばき自体には違和感ありません(笑)。
そもそも青山2大ヒーローの辞書に不可能の文字がないと思ってるので(苦笑)。
無茶を無茶と思わない、無謀を希望に変えて現実にしちゃうトコロが好きですから(笑)。
当然のごとく、見てました。

でもその後、傷ついた足を引き摺ってでも、我が身省みずで蘭の傍に行って・・・くれることを期待してた人がここに1人。
予告通り、ジェットコースターで何かしてくれることを期待してました。・・・って無謀すぎますか?(汗)

「一応添え木はしておいたが、骨にヒビが入ってるかもしれんからな」
「工藤、無理すんな」
「んなこといってられっかよ!」みたいな(汗)。

「コナン君?!大丈夫?!」
「平気・・こんなのかすり傷だよ。それより・・・(以下くだらない妄想省略)」
・・っていう具合で(上に同じく以下省略)。
でもそれでもって、助けられた蘭におんぶでなく羽交い絞めでも抱っこでもされて照れて冷やかされて憎まれ口を叩いてくれれば尚よかったんだけど(言いたい放題)。

言いたい放題の上に、描きたい放題な絵を晒してみたり(下参照)。

それでもって。
「こいつには姉ちゃんの抱っこがよう効くんや」
「バーロ!何言ってんだ」
服部君、もっとからかってコナン君を照れさせてー(こらこら)。
「一番愛する人の名は?」
最後の最後で、毛利蘭って入力してくれても良かったのよ、コナン君。(※思いっきり話成り立ちません)


「ずっと傍にいてね(疲れるわ、この演技)」
今回のお笑い大賞は灰原に決定。
園内から出ようとする蘭達をどうやって引き止めるのかと思ってたら、ああその手があったか。引き止めただけでなく、ベーカー街の亡霊同様の、あの演技(笑)。


追記:白馬についてのくだらない妄想******

なくしたはずの園子のID、鞄の中で発見されますが。園子のIDに何故ペンキがついていた?
→実は今回の白馬君はキッドが変装したもの。
→大切な人とは、ずばり厄介な敵であるくせに会うたびに「また会おうぜ名探偵」とのたまう相手、江戸川コナン君。
→だから二手に分かれる時に白馬はコナンの後を離れずに、怪我したコナンを抱かかえ、服部が来る前に姿をくらました。
→まだ調べることがあるからって何を?→盗品だらけの美術館へ移動。
→その間に、園子の鞄にIDを返し、
→最後の最後で、爆発寸前のIDをコナンの代わりに回収。
→「何でアイツがここに」「捜査中からオレ達と一緒にいたかららさ」コナンだけは正体を見抜いていた。

以上。


******1回目鑑賞後、翌日追記。

・・・妄想だと思ってたことが、真相でした(苦笑)。
もう、最初信じられなかったんです。
映画を見終わって、園子のIDとコナン君の「捜査中から一緒にいたから、だろ」がずっとひっかかってたんですけど。それでも白馬とキッドは別だろう、みたいな。そもそも白馬は本物が出るものだと思い込んでいたので。でも何故白馬メインなのかがよく分からなかったんですけど・・・青山先生が白馬を出そうと提案したのは、本人をという意味ではなく、キッドの変装相手としての意味だったんですね。

白馬=キッドなら、他にも辻褄合うことがたくさんでてくる。
見てる時から頭にあった疑問@川に落ちたはずのコナン君の服が濡れてなかった事。
あれは、落ちる寸前にキッドが助けていたからで。
A他に調べることがまだあるとそのまま消えてしまった白馬。
映画なのに途中退場なんてありえない、と思ったらキッドが変装を解いたのなら全然おかしくないし。

唯一おかしいとしたら、探偵達のIDには犯人が位置確認をするためのGPSが組み込まれていたはずなのに、園子のIDを拝借した白馬のGPSはない、ということに・・・。

と思ったんですが。

******2回目(5/5)鑑賞後追記。

2度目に見たら、コナン・服部・白馬がいるにもかかわらず、犯人のモニタには2人分の反応しかなかったんですね。
つまり、白馬は最初から仕事を依頼されてなかたということが発覚・・・。
どうりで、白馬だけが犯人と電話で話をしなかったわけだ(汗)。

やっとのことで、真相かき集めてキッドの変装に決定いたしました。
私ったら信じられない(笑)!

って妙な締めになりましたが、来年も期待してます。大好きよv


20060506


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